お知らせ
「次に来る患者さんの設定は知らされない!」医療事務科2年生28名が実践さながらの校内医療実習
2026年9月16日(水)~18日(金)の3日間、医療事務科2年生28名が「校内医療実習」に取り組みました。
今回の実習では、病院やクリニックで働く医療事務スタッフの実際の業務を想定。
これまで学んできた接遇や電話応対、医事コンピュータ、各種保険制度などの知識を活かしながら、就職後の現場を想定した実践的な対応に挑戦しました!

実際の医療現場を想定した「校内医療実習」
実習では28名の学生を9班に編成し、「医療事務スタッフ役」「患者役」「電話・来客役」「撮影役」などに分かれて実施しました。
患者役の学生たちは、患者さんの状況や来院理由、電話・来客などの設定を考え、事前に医事コンピュータへ必要な情報を入力。カルテや会計に必要な準備も行います。
そして今回の大きなポイントは、医療事務スタッフ役には、その設定が事前に知らされていないこと。
どのような患者さんが来院するのか、どのような電話や来客があるのか分からない状態で実習がスタートします。
「次に何が起こるか分からない」状況で対応!
実際の医療現場では、すべてがあらかじめ決められたとおりに進むとは限りません。
そこで今回の実習では、より現実の医療現場に近づけるため、医療事務スタッフ役の学生がその場で状況を判断し、患者さんや電話、来客への対応を考える形式で行いました。
突然の状況にも周囲を確認しながら、これまで学んできた知識や接遇を活かして対応していきます。

1年次から積み重ねてきた学びを実践へ
学生たちは1年次から、接遇や電話応対の練習を重ねてきました。
さらに、医事コンピュータを使った患者情報の設定、カルテ・処方箋・会計書類の作成、各種保険制度についても学習しています。
今回の実習では、それぞれの授業で身につけてきた知識や技術を、実際の患者対応を想定した場面で活用しました。

難しいケースも、学生同士で情報共有
実習の中では、地域によって異なる保険制度や、労災が適用される場合の会計など、実務経験の少ない学生にとって難しいケースもありました。
そこで学生たちは、練習期間から班を超えて情報や処理方法を共有。
分からないことをそのままにするのではなく、学生同士で話し合いながら、実際の対応へとつなげていきました。
医療現場で必要となるのは、一人ですべてを解決する力だけではありません。
周囲のスタッフと情報を共有し、協力して対応することも、今回の実習で大切にしているポイントです。
患者さんの様子を見て、自分で考えて動く
実習では、さまざまな患者さんを想定した対応にも挑戦しました。
待合室で泣いている子ども、耳の遠い高齢の患者さん、足をけがして来院した患者さんなど、状況はさまざま。
学生たちは患者さんの様子や周囲の状況に気を配りながら、必要に応じて車いすを準備するなど、その場に応じた対応を自分たちで考えて実践しました。

就職後に活かせる「対応力」を身につける
実際の医療現場では、学校で練習したことのない状況に出会うこともあります。
今回の校内医療実習ですべてのケースを経験できるわけではありません。
だからこそ、これまで身につけた知識や技術を土台に、周囲のスタッフと情報共有・協力しながら、不測の事態にも柔軟に対応する力を身につけることを目指しています。
来年4月から医療現場で働く学生たち。
今回の経験も活かしながら、患者さんや周囲の状況に気を配り、現場で活躍できる医療事務スタッフを目指していきます!